東京ならではの過ごし方として、古書店街の活用は如何でしょう?
以前に比べると減少傾向にはあるようですが、それでも早稲田と神田神保町の古書店街は店の規模も件数も他にはないものです。古書自体は全国各地にあるBOOKOFFなどでも手に入れることができますが、古書店街ではの思いがけない掘り出し物と出会うことができます。お薦めとしては、店頭の段ボール箱ですね。BOOKOFFなどでは売れる見込みのない古書は陳列されませんが、こういった店頭段ボール箱の中には「売れたら儲けもの」の扱いの書籍が多数入っています。カバーがなくなっていたり、傷みの激しいもの、色あせしたもの、あるいは図書館などでも置いていない本などありますが、そういった本に例えば3冊100円とかの値段がついています。
試しにその箱から千円札一枚分の本を選んでみましょう。あ、もちろんワンコイン500円分でもOKです。ちょっと気になった、あるいはたまたま視界に入ってきた本を含めないとノルマは達成できません。でもそうやって選んだ本によって今まで読んだことのなかったジャンルや作家と出会うことができたらそれって掘り出し物と呼べるのではないでしょうか。
高36回 てらだぽち(神明中学校出身)