こんにちは、高70回の橋本です。
東京は緑が少ないから息苦しい ―― こんなことを思っていませんか?確かに家と大学を往復するばかりの生活では、目に映るのは灰色のコンクリートばかり。磐周の豊かな自然が懐かしくなってきます。でも実は、二十三区の中にも立派な森林を味わえるスポットがあるのです!
というわけで「東京ぶらり散歩」の第2回目は、東京の真ん中にも関わらず深い森に包まれた明治神宮を訪ねます。
※ COVID-19感染予防のため、取材の際の移動手段は原則的に徒歩としています。また、人が密集する地域に立ち寄ることは避けて活動しています。
明治神宮の基礎知識
表参道からスタート!
そもそも「表参道」という地名は、この明治神宮に至る参道が通っていることに由来します。今回のお散歩も、表参道に接する鳥居からスタートです。
鳥居を潜って参道を進んでいくと...
途中、参道は林内の小川を橋で越えていきます。神社の境内にかかる橋には、「人間の世界」と「神の世界」を繋ぐという意味があるようですね。
参道の脇に、全国から奉納されたお酒の樽が積み上げてありました。前に来たときにはここに、静岡県の「開運」「花の舞」「正雪」なども並んでいたはずなのですが... 今回は発見できませんでした。
西洋の文化を積極的に取り入れた明治天皇が祀られているだけあって、日本酒の反対側にはワインの樽も積まれていました。
参道の途中に、ひときわ大きな鳥居がそびえ立っていました。解説板によるとこれは「木造の明神鳥居としては」日本一大きく、高さ12 mもあるのだそうです。
更に奥へと歩みを進め、目立って新しそうな三ノ鳥居、次いで南神門をくぐればいよいよ拝殿が見えてきます。
帰りは西参道を通りながら、森の植物をじっくりと観察して行きます。
西参道の途中には、芝生の広場と宝物殿があります。背後には代々木のビル群が霞んで見えます。