【新大学生向け】大学パソコンの選び方① ~大学生はパソコンを何に使う?~

2021/01/25

パソコン 学用品 新大学生向け

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はじめに

こんにちは、高70回 橋本です!

連載「大学パソコンの選び方」では4月から大学生になる皆さんに向けて、大学で使うパソコン選びのポイントを解説します。

「大学ではパソコンが必要と聞くけれど、たくさん種類がある中からどれを選べば良いか分からない...」という高校3年生の皆さん、ぜひこの記事を参考にしてください!

※ この連載では、「パソコン」=ノートパソコン または 2in1パソコンのことと思ってください。自分のデスクトップパソコンを大学に担いでいくのは現実的ではありません。

左から筆者のノートパソコン(ThinkPad P43s)、 バイト先から借りているMacBook Pro、筆者の自作機
左=筆者のノートパソコン(ThinkPad P43s)、
中央=バイト先から借りているMacBook Pro、
右奥=筆者の自作デスクトップ

目次

④ 独断と偏見によるおすすめ機種
番外編 自作パソコンのすゝめ

① 大学生はパソコンを何に使う?

そもそも、大学生はパソコンを何のために・どんなふうに使うのでしょうか?授業・サークルの2つの場面に分けて考えてみましょう。


授業

学生生活の中心はもちろん、大学の授業です!

最近はCOVID-19の流行に伴い、オンライン授業がたくさん行われるようになっています。このオンライン授業は、Zoomなどを使うリアルタイム型とYouTubeを観る感覚のオンデマンド型の2種類に分かれます。どちらの形態であっても、受講にはパソコンが必要です。

動画を観るだけならスマホやタブレットでも良いのでは?」と思うかもしれません。確かに多くのWeb会議システムや動画視聴システムは、パソコンだけでなくスマホ・タブレットからも利用することができます。しかし、一部のシステムのスマホ・タブレット版ではPC版に比べ機能が制限されている場合があります。たとえばiPad版のZoomでは配布資料を受け取ることができない、ホストとして参加者の管理ができないといった制限があります(2021年1月25日現在)(私はこのことを忘れていて、先日の支部会議で痛い目を見ました)。
ですからオンライン授業の受講には、なるべくパソコンを用意することをオススメします。

オンライン授業でなければ授業を受けるのにパソコンを使わないのかというと、実はそうでもありません。高校生の皆さんはこれまで、授業中のノートテイキングには紙のノートやルーズリーフなどを使ってきたと思います。大学でも、紙とペンでノートをとる人はたくさんいます。その一方で、タブレットで手書きノートをとる人や、パソコンをタイプしてノートをとる人も見られるようになります。電子的にノートをとると、紙のノートを使う場合に比べて持ち運びや管理が楽になるという利点があります。

大学の授業は一方的に先生のお話を聞くばかりでなく、学生同士でディスカッションをしたり、お互いにプレゼン発表をしたりすることもあります。プレゼン用のスライドを作るのにも、パソコンが活躍します。なおオンライン授業でも、Zoomの「画面共有」機能などを使うと対面の場合と同じようにプレゼンをすることが可能です。

Zoomを使ったプレゼンの様子
オンラインプレゼンのイメージ
※ iPad版Zoomを使っています

大学ではただ授業に出席すれば単位がもらえることはほとんどなく、多くの授業でテストかレポートによる成績評価が実施されます。テストやレポートは期末にまとめて課されるほか、中間テスト・中間レポートで学期が分割される場合、毎回の授業で小テスト・小課題が課される場合などもあります。

テストは普通紙とペンで受験しますが、レポート・課題はたいてい、パソコンで取り組むことになります。自宅でパソコンに向かうも良し、COVID-19の流行が収まったならば、大学の図書館や近所のカフェでパソコンを開くのも悪くないでしょう。


サークル

大学生活で授業のほかに大きな比重を占めているのが、サークルです。

これらの場面でも、パソコンを使うことがあります。活動の中でどのようにパソコンを使うか、具体的な事情はサークルによって異なりますからこの記事では紹介しきれません。しかし多くのサークルに共通する用途として、サークルを紹介するチラシ等の作成があります。

特に、新入生をサークルに勧誘する「新歓」。皆さんはまず、新歓を受ける立場ですね。皆さんが4月に大学に入ると、物理的にであれ電子的にであれ、たくさんの新歓チラシを受け取ることになるはずです。その中には、まるで専門のデザイン業者に発注したかのようなクオリティのものもあるでしょう。しかし案外、そういったチラシもデザインが得意な学生が自分のパソコンを使って作っていたりするものなのです。私自身、男声合唱団で団内デザイナーをやりながら、たまに組織外の仕事を請け負ったりもしています。


令和2年度 磐田南高校同窓会関東支部総会のチラシ
筆者が作成したチラシの例

デザインのほかにも、サークルの中では動画編集やアンケート集計・データ処理、簡単なプログラミング(難しいプログラミングをする人ももちろんいますが)など、パソコンを使う機会がたくさんあります。

これらの仕事を積極的に引き受けたり先輩の指導を受けたりすることで、社会に出てからも役立つスキルを自然と身につけることができます。


まとめ

このように、大学生の生活においてはいろいろな場面でパソコンが必要になります。なお、この記事では授業とサークルの2つの場面について紹介しましたが、このほかにもアルバイト・インターンや個人の趣味などでもパソコンは大活躍します。いま私がこのブログを執筆するのにも、もちろんパソコンを使っています。

連載2番目の記事では、このような大学生活を送るために必要なパソコンのスペックを解説します!

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