品川宿標識 |
品川宿を訪れてみるのは如何でしょうか?
東京には江戸五街道の中山道板橋宿、甲州街道内藤新宿、日光街道・奥州街道の千住宿もありますが、やっぱり東海道五十三次第一宿です。
磐田を出て東京(江戸)に向かう場合、当時は概ね陸路の徒歩移動であったわけで、江戸府内に入る手前の最後の宿場でした。
旧東海道と平行して走っている京浜急行の駅で言うと北品川から鮫州あたりの区間は、道路こそアスファルトで舗装されていますが、雰囲気として街道の名残をとどめていて、観光案内所も設置され観光Mapも入手できるようになっています。また、江戸の裏鬼門としてこれを護る寺社が多数存在しています。
品川駅から国道15号線(第一京浜)沿いに都心方向に歩いていくと(あるいは高輪ゲートウェィ駅近所に)、当時での江戸府内への出入り口であった高輪大木戸跡があります。ここを通過すると江戸府内へ。
品川宿から西に目を向けると横浜を挟んで鶴見と戸塚の宿場がありますが、このあたりの名前は正月の箱根駅伝のTV中継でよく見聞きする名前になっているかもしれません。ちなみに品川駅~横浜駅間は第一京浜沿いに歩けばさっくりと24km程度です。歩いてみるのも良いかもしれません。勢い余ってそのまま磐田を目指してみるのもよろしいかと。多分一週間程度あればたどり着けるでしょう。一番の難所はやっぱり箱根超えでしょうかね?掛川の日坂超えも侮ってはいけなさそうです。
高36回 富士塚